ホーム > アーカイブ - 2014年12月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

汚点

青春。僕の青春はタバコとギャンブルと音楽と射精だった。
思い出の切れ端を無作為に拾い上げても、これらのいずれかがすぐにそばにあった。
人生で一番楽しかった時期はいつかと聞かれれば迷うことなく中高時代と僕は言うが
表立ってこんな輝かしい青春してました!と胸を張って言えるようなイケメンリア充ライフではない。
当時は自分たちが世界で一番面白く人生過ごしてると感じていたが、
今思い返すと著しくアホだっただけ。
たぶん自分が小学生の時より、なぜか成長した中高の時のがアホだった。
小学生時代も猛烈にクソガキだったが、中高は行動範囲や知識、体力が増加する一方で
何故かオツムの方の機能低下が苛烈を極めていた。
変態的、反社会的行動は列挙には暇が無い。でも笑い話にできる程度のものだからね!
当然、ティーンエイジャーの女子に好感を抱かれるような爽やかさは皆無だ。




そんな青春を過ごしていた僕達にも、浮いた話は何故か無いわけではなかった。
グループ交際という古臭さを感じる何とも絶妙に気持ちの悪い感じのことまでしたこともある。
そのグループ交際に発展した事の発端だが、仲間内に凄まじくモテない奴がいて、
そいつが、がっつきにがっつき、他校の女子とのグループ交際に持ち込むことに成功したからだ。
どうしても彼女が欲しかったんだって。
仲間思いの僕達は「しんどい」「絶対ブス」という温かい言葉をかけるも
あまりにしつこい頼み込みについに折れ、3対3のグループ交際とやらに挑んでみたのである。
僕らはこの事件のことを、単純に「汚点」と呼ぶ。


そして顔も見たこともないメスと適当なメールで適当にやりとりをしながら
やってくるグループ交際1回目。
隣町の駅前で待ち合わせ。急にめんどくさくなり帰りたがる僕ともう一人の友人。
今思えば嫌な予感もあった。
あとのモテない方の友人は完全にばっちりキメて女子の登場を今か今かと待ちわびている。
正直ぶち殺したかった。
でもまあ本当に帰って残された友人がふてくされるのもアレだったんで当然待ちましたよ。
そしたら来ました。







砂
「ごめんお待たせ~」×3











7T2Vn.jpg
言葉が出ないボクラ






ひどい。
なんということでしょう。太っていたり歪んでいたりとバラエティ豊かなのだが
みんな一様にブスだ。化け物と言っていい。
僕達は顔を見合わせ
「てめーふざけんな」
「常識考えろ」
「すまん」

という会話をテレパシーで瞬時に行った。

後でこの時のことを責めると
「いやあ、声はかわいかったんだよ」
と言ってきたのでグーで殴った。

とは言え、いくら化け物に見えても実は彼女らは心を持った人間。
「やァ~い、化け物の相手はできないから帰るぜェ~~!」
と言って走り去ることもできない。


とりあえず無難な挨拶と簡単な自己紹介を引きつりつつある笑顔で済ませ、
僕は「ああ、僕がメールしていたのはこっちの方のブスか」と思った。

その後は散々だった。傍から見れば3対3のデートと見えなくもない。
嫌だ。誰かに見られたくない。極力人が少ない場所を選んで早々に解散したい。
醜い女性たちが映画が見たいと言うのを死力を尽くして阻止したり
「じゃあ今からはそれぞれの(メールしてた)組で自由行動とか?」
みたいな狂言を僕らの完璧なチームワークと力技で打ち消したりした。危なかった。
何がかはわからないけど阻止できてなかったら何かが危なかった。
そして早々に解散でき、僕たちは感動にむせび泣いたのであった。




もう二度とゴメンだね!と思った僕らはこれを最後にグループ交際を断りに断り続けた。
だが、まあなんとなーくメールのやり取りとかはしたよね。
女だって意識しなくていいから楽だし暇潰し程度にはなる。
でも今思えば暇潰しでも無理なほどのブスなのになんでメールしてたんだろ。
そんなにアホだったのか。



そして数ヶ月ほど経った時、僕からなんとなく、ほんとに他意は無く、なんとな~く

「イヤァ、彼女欲しいねぇ。誰か紹介してクンロ」

といった文面のメールを送った。
そしたらこう返ってきた。


「私じゃ、ダメかな?」



ハッハッハ、なんて稚拙な冗談なんだ。
そう思った僕はこう返した↓









「サヨウナラー」










その0.253秒後、窓ガラスを割る勢いで携帯電話が激しく鳴り響いた。
電話だ・・・。





3065213.jpg
「ごめん、今のこと忘れてくれる?」
「え」
「誰にも言わないでね・・・」
「あ、うん・・・」





ギャー!もしかしてマジだったんですか!?
いやあ、怖かった。
それにしても、彼女が本気だったとしてちょっとかわいそうなことしちゃったかな。
あんまりな返事だったもんなあ。(例:サヨウナラー)

その後、さすがに気まずくなり、嫌な予感から冷や汗とかも出るので
メールとかは全部気付かないフリした。
もうひとりの友人も似たようなことになったらしい。
出会いは無理矢理作るもんじゃないよね!

そしてあとのモテない方の友人はなぜか地道に連絡を重ね、
ブスだから彼女にはできないけどセックスはした
という誰も幸せになることのない情報を伝えてきた。死ね。
スポンサーサイト
[ 2014/12/08 00:08 ] 雑記 | TB(0) | CM(2)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。